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第59号 真理への瞑想 「今日を完全な日にしよう」

  • 真理への瞑想……今日を完全な日にしよう

 最愛なる祝福された魂たちよ。

 今、私たちは今日という黄金の日の始まりを向かえました。今日一日、私たちがより高く、より神聖で、より幸福であることを見出せますように。思考、言葉、行動を吟味しながら一瞬一瞬を生き、自己実現と神的完全性というゴールにより近づけるよう祈ります。

 今日とは過去にあった日ではなく、そして二度と来ることのない日です。今日という唯一の日の意味を深く考えましょう。過去のどんな日とも、未来のどんな日とも比べられない今日について、その特殊性、その特別性を考えましょう。今日とは神の一部です。神は無始にして永遠ですが、一日は人間の限られた意識によって計られ、昨日、今日、明日という観念に束ねられた小さなユニットなのです。

 今日という日を天高く掲げる梯子にしなさい。賢くこの日を過ごし、朝と同じ自分を夕方発見して一日を終わることのないようにしなさい。あなたはこれまで生きてきて、いろいろな機会を賢く利用し、高尚な義務に応答し、まわりで起こる出来事に理想的に対応し、そして自分自身を豊かなものにしてきました。それと同じやり方で今日のこの日を突き進みなさい。この日を唯一のものに、思い出深いものになさい。この日を豊かに、あなたを豊かになさい。

 今日という日は神からの贈り物です。特別にあなたに贈られたものです。両手で恭しく受け取ってください。あなたのエネルギー、知性、精神、感性、身体の全てを、この日を完全な日にするために使いなさい。あなた自身は神と同格であることを知り、焦らず、慌てず、自らの理想の人生を成就するために静かに決意に満ちた生活をしなさい。しかし同時にあなた自身を発展させる過程において大いに活動的であるように。「もし今日を有効に使えないなら、明日はちゃんとしよう。」という考えは捨てて、今日一日を最高に活用する決意をしなさい。穏やかで静かな決意をしなさい。この日は決意の日であり、同時に穏やかな日なのです。

 ウパニシャッド(奥義)に次のようにあります。「その日を自分の体があたかも土に埋められて、そして既に自分の魂は神のもとへ上ってしまったかのように過ごしなさい。その魂とともに過ごしなさい。あなたの肉体は死んだのです。どんな誘惑も攻撃も、粗雑で肉体的などんなことも、もはやあなたに関係ありません。どんな感覚もあなたを煩わすことはありません。」また、別の奥義には「毎日を自分の最後の日と思って過ごしなさい。明日は日の出を見ることはないのです。」とあります。もし今日の日が自分に与えられた最後の日であるなら、あなたはどんなにか今日を大切にするでしょう。どんなにこの日に価値があるかを考えるでしょう。最高に高く、高貴で、完壁なものでこの日を満たすでしょう。

 これらの奥義がもたらす思想は、今日という、神から与えられた贈り物と、あなたを関係付ける基礎です。今日という素晴らしい贈り物は常にここにあります。私たちはそれに100%頼ることができます。そして寝る前に明日一日の計画を立てることができます。例えば「明日をすばらしい日にしよう、神聖な日にしよう、完全なる神の意識に精神を高めよう。見、聞き、触れ、味わい、匂い、考え、感じ、行動する、その全てにおいて充足し、崇高であるように。一日の全ての瞬間が神の崇高さの表現であることを確認できるような過ごし方をしよう。」というように。これが幸福の鍵です。これが完全性への確かな道です。これが失敗することなく進歩し、確実に成就する秘訣です。

1996年12月10日