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第55号 真理への瞑想「自らの神性を忘れてはならない」

  • 真理への瞑想……自らの神性を忘れてはならない

 光り輝く不滅の魂よ。神により祝福された最愛の子供たちよ。あなたは自分自身が不滅の魂であり、永遠の光であることを忘れてはなりません。

 私たちの脳の内側にある意識、知性、感情、記憶、欲求、想像力などのさまざまな働きは、自らの神性に気づくために必要ではありますが、多くの場合、自分自身を束縛し、不調和や摩擦や戦いを生み出す要因になっています。これら脳の内側の働きはむしろ私たちの神性の顕現を邪魔する、少々やっかいな障害物として認識されるべきです。

 そうした自らの神性を覆い隠す力にもかかわらず、あなたはあなたの神性を確信しなければなりません。私たちは神の子であり、本質的に神の性質を持っていることを忘れてはなりません。もし十回忘れることがあったら、十回思い出しなさい。百回忘れるなら、間違った考えを捨てて百回思い出しなさい。精神修行を続けなさい。あなたは不滅の魂、永遠の光なのです。

 木や石、雨や風など、私たちが見、聞き、味わい、匂い、触れるもの全ては神の原理に満たされています。もし、あなたの内なる障害物に打ち勝とうと望むなら、これら自然の中からパワーを引き出せば良いのです。

 聖典を繰り返し読むのも、内なる障害物に打ち勝つ有効な方法です。手元に聖典がないときでも、短いフレーズを覚えておいて、心の中で、または声に出して唱えれば、たちまち私たちは元気づけられ、内的な雰囲気は変わります。聖典の中の短いフレーズは、即、力なのです。例えばバガバッド・ギータの中に、

「汝は決して生まれず、死ぬこともない。汝は生じたこともなく、また存在しなくなることもない。不生、常住、永遠であり、太古より存する。身体が死んでも、汝は死ぬことがない。」2-20

とあります。またグル・ギータには、

「その御方は純粋なる意識、永遠で、平和で、汚れを超越している」

と書かれています。これらのフレーズを思い起こすとき、私たちは自分自身が、名前と形のこの世界を超え、無垢の純粋な存在、粗雑で物質的な全てのものや空間をはるかに超越した存在の一部であることに改めて気づくのです。

 また、祈りを創造的かつ力強くすることも大切です。祈りとは私たちを常に覚醒の状態に留めおくことであり、内なる神との関係を維持できるよう願うことであると理解するべきです。神が創造したものに頼むのではなく、内なる神自身に願うのです。それにより神とあなたとの絆はいっそう強くなり、その関係は決して邪魔されず、閉じられず、断たれることがなくなるでしょう。その関係は常に開き、神の性質は常にあなたに流入し、あなたの意識に暗示し続けるでしょう。

 これが最も高尚な祈りです。世間に対して何かを求める祈りではありません。あなたと神との絆がもっと強く、もっと太くなるように祈るのです。この祈りはあなたの覚醒状態を高め、偉大な力を常にあなたにそそぎ込みます。あなたは欠けることのない光、力、智恵を持つのです。あなたはこの上ない神の恩寵を得るのです。

スワミ・チダナンダ講話集ponder these truthsより要約

1996年11月16日